【実体験】考えすぎをやめる方法|性格でストレスを貯めさせない

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SATO

考えすぎる性格に悩んで数十年…どうも内向型サラリーマンSATOです。

考えすぎる性格は内向型人間のひとつの特徴です。しかし、この性格とうまく付き合わないと、うつ病や自律神経失調症等の原因にもなります。

「考えすぎる性格と、どのように付き合うのか?どう直すのか?」

10年以上の試行錯誤でたどり着いた、SATO流”考えすぎをやめる方法”をお伝えします。

力ずくで「考えるな!」「考えすぎる性格を変える!」は無理

考えすぎに悩むおおくの人が初めにやろうとすることは「力ずくで、性格を変える!」ということです。つまり「自分よ~考えるな~、考えるすぎるな~」と意識し、強制的に考えないようにするわけです。

ただこれ、実際にやってみるとわかりますが、なかなかうまくいきません。

それどころか「考えるのをやめる!」「性格を変えよう!」と思えば思うほど、逆に”考えすぎ”の状態に陥ってしまい、自分を余計に苦しめてしまいます。

だから「力ずくで・・・」という方法は絶対におすすめしません。

考えすぎをやめる3つの方法

人間が生まれ持った気質は、そう簡単に変えられるものではありません。
無理に自分の気質や性格を変えようとするのではなく、上手く付き合える方法を取り入れましょう。

対策① 考えすぎる結果生じる”情報”や”感情”の受け止め方を変える

ひとつめは、考えすぎることで生じる感情・じゅほうの受け止め方を変える、という方法です。この方法は、仏陀(ブッタ)の諸行無常・諸法無我などの考え方、それから瞑想やマインドフルネス等と同様のものです。

仏陀というと、ちょっと胡散臭く感じる人もいるかもしれませんが、実は彼が唱える方法は、超合理的な思考・やり方で、けして「紙を信じる者は救われる~」などという、他人任せ・神頼みな方法ではありません。

ゆえに、合理的な思考をする現代人にピッタリな方法です。

実際に私はこの方法を取り入れることによって、精神的にとても安定した生活を送れるようになりました。昔であれば心が動揺し、過剰なストレスを感じるような場面でも、今では自我や感情を冷静に保つことが出来るようになっています。

 

ちなみに、ブッダの教え(対策法)は

「そもそも世の中では、自分の思い通りになることの方が少ないんだから、生きることは苦しいに決まってんじゃん!(信じれば救われる!とかありえないだろ)

という考え方からスタートします。

すでにこの時点で、ブッダは超合理的で現実主義だと思いませんか。

そして次に

「どうせこの世は思い通りにならないし、変えられないことも多いんだから、そのことをいくら嘆いても仕方ないよね!」

「変えられるのは自分の意識だけなんだから、受け止め方を変えていこうよ」

という風に考えていきます。

 

つまりブッダが教えるのは「自分の感情を否定する」とか「そもそも感情を受け止めない」という方法ではなく、「いったんは受け止めるけど、そのあとの反応の仕方を変えてみる」というやり方です。

具体的には「無駄に判断しない」「欲や固定観念等に執着しない」練習を繰り返すことによって、心を落ち着かせる方法を習得するものです。

この方法は、元々の性格や気質に関係なく、練習することで誰でもできるようになります。無理に性格を変えよう、考えすぎを止めようと、これまで失敗・苦労してきた内向型の人に、ぜひ試してほしい方法です。

※これだけの説明では抽象的過ぎて分かりずらいと思いますが、簡単に説明できる内容ではないこと、また誤解を生むことを避けたいので、本記事での記載はこの辺にとどめます。具体的な指南は専門書をご覧ください。

反応しない練習を3年実践してみたのアイキャッチ画像 『反応しない練習』まとめ|3年以上実践してみた結果

 

対策② 情報や感情を受け流す・ひたすらに吐き出す

ひとつめの対策は、”いったん受け止めるけど、受け止め方を変える”という方法でした。そして、次に紹介するのは”受け止めずに受け流す”という方法です。

考えることがストレスになるのは、あふれてくる情報や感情に対し、頭での処理能力が追い付いていないことが原因です。ならば、頭で受け止めるのをやめて、全部吐き出せばいい、という発想です。

この方法は、不満や不快など、吐き出すことによって一定の軽減効果が狙える感情に対して、特に効果があります。ただし、他人に不満・不快を吐き出すと、それは迷惑行為となりますので、人に吐き出してはいけません。

 

そこで私が紹介するのは、「紙」にあふれ出てくる感情や情報を書き殴る方法です。

たとえば、会社の不満・愚痴など、絶対に口に出しては言えないような悪口を、思考が停止するまで紙に書き殴り、書きつくします。

「ジジイ!」とか「ハゲ!」とか「氏ね!」とか(笑

無心になって思いの丈を紙に書き出してみると、徐々に気持ちが落ち着いてくるはずです。
考えすぎによって、ゆとりを無くしていた頭の中の情報を、とにかく吐き出すことによって整理することができます。

 

対策③ 考えごとに結論を出してしまう

吐き出すだけでは解決しない考えごともあります。そんな時は、考えすぎていること・悩みすぎていることに対し、いったん結論を出してしまいましょう。

結論といっても、その場で答えを出したり解決するわけではなく、不安や悩みの元となっている根本的な原因を解消するために、次にやること・次のアクションを決める、という意味です。

次にやること・アクションを明確にするだけでも、悶々と考えすぎることが薄れていきます。

もちろん、「どうやって解決したらいいか分からない・・・」「自分では解決策が思い浮かばない」という場合もあると思います。その場合には「自分だけでは考えない。ほかの人に相談する」というアクションを決めます。

相談する相手が思いつかなければ、「相談する先を探す・洗い出す」「だれに相談すべきか、を相談してみる」でも良いでしょう。

次にやることが明確になるだけで、考えすぎることを止め、気持ちをラクにすることが出来ます。

 

対策④ 頭に考えすぎる余地を与えない

考えすぎてしまうのは、頭の中に考える余力を残している為です。考える余地・余力がなければ、雑念など浮かんできません。実際に、考えすぎで悩む場面には、寝る前や移動中など、何もしていない時が多いはずです。

 

そこで次に紹介する対策は、自分の頭に何かを考えるすぎる・悩む余地を与えないくらい、他のなにかに没頭させる、という方法です。

“考える”という行為自体は、その内容次第によっては、まったくストレスにならないものもあるはずです。

例えば、自分の趣味について想いを巡らせている時、好きな漫画やアーティスト・ゲーム・旅行等の娯楽について想いを巡らせている時などです。

よって「あ~、このままだと余計なことを考えすぎ・悩みすぎてしまいそう・・・」という時は、時間を忘れるくらい、我を忘れるくらい、どうでもいいことや好きなことに没頭します。

例えば、VODで連続ドラマや映画を一気見するとか、ゲームを何時間もぶっ通しでやるとか、それこそ自分の趣味に没頭する等です。

ちなみに私の場合、就寝時に考えすぎてしまうる癖があるため、あえて就寝直前に自分の趣味の時間を設け、その充実感や満足感に浸りながら布団に入る、という方法を試していました。

 

人は単純なもので、悩む以上に熱中できる何かがあれば、余計なことは考えないものです。

内向型におススメの趣味 内向型におすすめな趣味

内向型あとがき

考えることが出来る、とういうのは一つの才能(性格)です。そもそも考えることが出来ない人は、何言っても考えませんから。

考えすぎで苦しくなることは当然ありますが、そのような性格である自分を否定することだけはやめましょう。

ポイントは、考えすぎる性格とうまく付き合う方法を覚えて、次に、その性格を活かすということです。そうすると、人生はもっと豊かになるはずです。

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