SATO
「旅行に行っても、どうせ疲れるだけ…」
「”旅行嫌い”とまでは言わないけれど、積極的に行こうと思わない…」
実は私も、旅行に行って疲れて帰ってくるくらいなら、家に居て自分の好きなことをしたり、気分転換にちょっと出かけるぐらいの方が好き、という派です。私の感覚がおかしいかと悩んだ時期もありましたが、実は内向型な人は同じような感覚を持つことが多いようです。
本記事では、せっかくの旅行を「疲れるだけ」で終わらせないための、ちょっとした工夫を紹介します。
もくじ
旅行は疲れるだけ・・・は内向型にとっては自然な反応
内向型人間は、外向型な人と比べて外からの刺激をストレスとして感じやすい、といわれています。とくにその刺激が、普段感じることのない刺激であったり、過剰だったりするとなおさらです。
そういう意味で、旅行というのはまさに非日常。普段とは違う刺激のオンパレードです。
- 普段とは異なる体験をする
- 普段と違う食べ物を食べる
- 普段と違う場所で眠る
- (場合によって)家族でない人と寝食を共にする
「旅行は疲れるだけ」と思ってしまうのも、実は内向型な人間にとっては自然な反応なんです。
疲れるだけの旅行にしないための対策
非日常にストレスを感じやすい内向型人間でも、旅行に行きたい場面もあります。
疲れるだけの旅行にしないための対策法を紹介します。
余計な気を遣う人とは絶対一緒にいかない
ただでさえ刺激がおおい旅行で、あえて気を遣う人と行くようなことは極力避けましょう。それこそ地獄、疲れるだけの旅行になってしまいます。
普段から気心が知れており、長時間一緒に居ても全然苦にならない人。そんな人とでなければ、私は旅行には行きません。ましてや、お付き合いで旅行に行く、というのは内向型人間にとってストレスでしかありませんので止めましょう。
予定を詰め込みすぎない
「あ~ちょっと休みたいかも」
内向型人間は旅行中にそう思うことも少なく無いはず。欲張ってギチギチに予定を詰めた結果、そう思ってしまった瞬間がどれだけあったことか。
たとえそれが楽しく魅力的な体験であっても、内向型人間は刺激的な場所に行けば行くほど、同時に疲れを感じています。
予定と予定の合間には、ちょっと一息つける余裕を入れておくだけで、旅行をもっと楽しむことが出来るはずです。
帰宅後の充電期間をちゃんと確保しておく
内向型人間は、ひとりでゆっくりと、自分らしく過ごすことでエネルギーを充電します。
非日常の連続である旅行から帰ってきた後は、必ず疲れもたまっていますので、休息の期間を確保しておきましょう。「旅行から帰って、次の日は仕事」というような無理なスケジューリングは、内向型人間には御法度です。
旅先だけれども、なじみのある環境・場所にあえて行ってみる
普段と違うことばかりしていると内向型人間は疲れてしまいます。
大多数の人からすると考えられないかもしれませんが、旅行先であえてなじみ深い場所やお店に行くことがあります。
例えば海外旅行に行った時に、あえて日本にもあるレストランに行くこともあります。和食が食べたくなるということもありますが、普段知っている味に触れるだけで、心が休まるのかもしれません。その他にも海外で日本宿にあえて泊まるようなこともあります。
普段と同じである、というだけで内向型人間にとってリラックスできるのです。
場当たり的な旅行は避ける
旅行のプラン立ては、現地に行ってから決めよう!という旅行プランもあるかもしれませんが、内向型人間にとって、余計な刺激を受けてしまうことになります。それこそ余計に疲れるだけです。
内向型人間は考えすぎる癖もありますので、ノリで決めるというのが得意ではありません。旅先での刺激に加えて、余計な心配事が増えることになりますので、あらかじめ予定は決めておきましょう。