小説が苦手だった私の意外な小説克服法

小説が苦手だった私の意外な小説克服法


SATO

小説が苦手・嫌いな私がオーディオブックで小説を克服できた話です。

小説が苦手な理由

私は小さい頃から小説が苦手です。

一番の理由は、小説特有の回りくどく間延びするような文章表現です。

当たり前ですが、小説には絵がありません。それゆえに街の風景はもちろん、登場人物のちょっとした機微や感情などを表現するため、繊細でつまびらかな文章表現が続きます。この表現がどうも回りくどく苦手で、どうしても読んでいる途中で飽きてしまうのです。

実際に小説を読み始めても、最後まで読み切らず、途中で投げ出してしまうことばかりでした。

小説の苦手意識を解消してくれた意外な克服法

小説への苦手意識の救世主となってくれたのが、オーディオブックです。

オーディオブックで小説を聴くと、冗長だと感じてしまうような文章表現も、テンポよく且つ、表情豊かに読み上げてくれます。そのおかげで、気になっていた小説も途中で投げ出すことなく最後まで読み切ることができました。

小説が苦手だった私が感じるオーディオブックの魅力をまとめます。

物語の世界観・場面が自然とイメージできる

オーディオブックを読み上げてくれるのはプロの声優やナレーターです。

登場人物のセリフひとつを読み上げるにも、喜怒哀楽の感情を込めるのはもちろん、抑揚や余韻を使って、すばらしい表現力で読み上げてくれます。キャラクターが複数登場する場合には、声色を使い分けてもくれます。

風景描写やキャラクターの一挙手一投足の読み上げもテンポよく、見事です。

小説が苦手な私でも、耳を澄まして聴いているだけで、物語の場面や風景が自然と脳裏に浮かび、世界観にスッと入っていけます。

読むより何倍もラク

はじめてオーディオブックを聴いたとき、”読む”という行為が無くなるだけでこれだけ負担が無くなるものか___と驚いた記憶があります。

それまで小説が苦手だった私は、小説本に向き合うにも、ちょっと気合を入れる必要がありました。しかし今では音楽を聴くように、気軽に小説を読むことが出来るようになっています。

活字の小説であれば、読み切るのに一カ月は掛かっていたであろう本でさえも、オーディオブックなら一週間ぐらいで読み切ることができた体験があります。

“音で聴く”という気軽さは、小説の苦手意識を克服するのに大きな助けになりました。

ながら読書で気軽に小説が読める

耳さえ空いていればどこでも気軽に聴けるのがオーディオブックの良さです。

電車や車での移動中はもちろん、家事をしながら、食事をしながら等、さまざまな場面でながら読書が出来るようになります。

小説が苦手な私にとって、スキマ時間を見つけてながら読書ができるのは大きなメリットでした。

連続ドラマを見るように小説を読める

オーディオブックには目次機能が付いており、それぞれの章ごとに読み上げ時間が掲載されています。

この目次機能によって、次の区切りまでどのくらいの時間を要するのかが一目で分かります。そのため、読書の計画が立てやすく、まるで30~60分毎の連続ドラマを見るように、小説に向き合うことが出来るようになったのです。

映像化とはまた違う魅力がそこにある

もともとは活字という媒体を通して楽しむ小説コンテンツが、声という新しい媒体を通すことによって、また違う魅力を引き出してくれているように思います。

それは映像とはまた違う、独特の魅力です。

小説がちょっと苦手___。という人の小説克服法として、オーディオブックをぜひおススメします。

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