【実証済み】考えすぎる性格・癖を武器にする方法

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SATO

考えすぎる性格・癖は武器になる。どうも内向型サラリーマンSATOです。

「考えすぎる性格・癖を辞めたい…」
「いつも余計な心配ばかりして疲れている…」

内向型に特徴な性格に、思慮深い・まじめ・リスク回避的・内省的といったものがあります。

よく言えば「ものごとを深く考え・責任感があり・堅実である」という見方も出来ますが、この性格・癖が悪い方向に働くと、慢性的なストレスになり、最悪病気の原因になることもあります。

本記事では、考えすぎる性格に悩んでいた内向型人間SATOが、その性格を武器に変えた方法を紹介します。

内向型の私が考えすぎて病気になった日

考えすぎる性格ゆえ、実は私も、過去に体を壊し病気になった経験があります。

 

とくに私の場合、仕事に関して考えすぎる傾向が強く、まだ起きてもいない悪いことばかりを心配しすぎる癖がありました。

また、仕事を断れない・ひとりで抱え込む・なかなか相談できない 等々、内向的に特徴的な厄介な性格・癖も加わり、完全にキャパオーバー状態でした。

終いには、考えすぎ・心配しすぎで脳が覚醒してしまい、寝たいのに寝れないという不眠症状態が続き、体を壊しました。

今となって考えると、周りの人にもっと頼るべきだったのですが、悩んでいる張本人からすると、それもなかなか難しい問題です。

考えすぎる性格や癖は内向型人間のひとつの特性

内向型人間は「思慮深い」性格を持つことが多いです。

この性格が良い方向に働くと「企画力がある」「アイデアが豊富」「頭がいい」という評価や魅力につながりますが、悪い方向に働くと「考えすぎ」「判断が遅い」といった欠点として見られてしまうこともあります。。。

 

ちなみに内向型人間は、複数の事を同時に処理する、いわゆるマルチタスクが苦手と言われています。「考えすぎ」の状態というは、頭の中で複数のことを同時に処理する、まさにマルチタスク状態です。

 

私も「考えすぎるのをやめよう」と努力したこともありましたが、”考えすぎることをやめようと、逆に考えすぎてしまう”という、意味の分からない泥沼スパイラルにハマってしまいました。

 

そこで私が実践したのが、考えすぎる癖や性格を”抑える”のではく、”活かす”ということです。

この方法を実践したおかげで、今では「考えすぎる」性格を強みと思えるようになり、その強みを活かして、仕事においても社長賞の受賞や書籍出版など、大きな成果につなげることが出来ています。

内向型人間の強み 内向型人間の強みまとめ

考えすぎる性格を活かすために、何をしたか?

私が目指したのは、考えすぎる性格を、深くものごとを考える【思慮深さ】に転換し、最終的にアイデアや企画力・問題解決能力として尖らせることです。

 

具体的に取り組んだのは下記の2つです。

  1. 頭で考えるのことを止める
  2. 考えすぎる癖を、知恵・知識・アイデアに転換できるように、頭の中を整理する

この2点を徹底したことで、今では【考えすぎ】を、自分の長所・武器にすることができています。

頭だけで考えすぎるからストレスになる

自分の”頭”だけで考えて、感情を処理するには限界があります。

とくに考えすぎる癖をもつ内向型人間は、放っておくと、次から次へと考え・感情が浮かんできますので、頭だけでそれを整理・処理しようとすることは絶対におススメできません。

 

そこで、考えすぎる悩みをもつ人が、まず初めにすべきことは

【頭(だけ)で考えるのを止める】

ということです。

実際に私が取り入れた方法は、悩んだ時・何かを考えるときには、必ず「すべて紙に書き出す」という方法です。

具体的には、A4一枚の紙を用意し、思い浮かぶ考えや感情を箇条書きでとにかく書きまくる、というものです。書き出しが終わったら、共通する項目をまとめたり、因果関係を矢印で結んだりして、考えを整理していきます。

たったそれだけです。

この方法を、おすすめする理由は5つあります。

  • 一度書き出せば、同じことを考え、悩む必要がなくなる
  • 感情を吐き出すことで、ストレス・もやもやが無くなる
  • 文字や図にすることで、考えが整理できる
  • 考えが整理できると、他の人にも相談しやすくなる
  • あとで見返すことが出来るので、同じ悩みで時間を消費しなくてよくなる

考えすぎることの一番の問題点は、

悩みの情報が多すぎて問題の本質が見えなくなる

という事です。

それが故に、本来は悩む必要のない部分に気を揉んだり、相談しても重要なポイントが相談者にうまく伝わらず、ちぐはぐな回答しか得られない、結果問題も解決しない、という悪循環につながります。

 

その点、【紙に書き出して考える】という方法は、問題や悩みの優先度や本質が明確になることで、人にも的確に相談しやすくなるのです。

ちなみに、実際に書き出してみると、意外と大した悩みでなかったな~(笑)と思うこともたくさんあります。

 

この【紙に書き出す】方法は『ゼロ秒思考』という本のノウハウを参考にしています。もともとは【考える力を鍛える】というテーマの本ですが、【考えを整理する】という目的でも活用できるノウハウです。

「考えすぎ」で悩む人に、ぜひおススメしたい一冊です。

ゼロ秒思考を1年間続けた結果 『ゼロ秒思考』を1年間続けて効果はあったか?

 

知識や知恵をうまく使えないのは、そもそも自分の頭がグチャグチャだから

ひとつめのポイントでは、考えや感情を整理する手法として【頭で考えるのを止める】という方法をお伝えしました。

次に伝えるのは、もとより思考の場としての役割をもち、くわえて知識の格納庫となる”自分の頭の中”を整理しよう、という話です。

 

自らの知識や経験は、うまく使うことが出来れば、新しい価値を生む知恵・アイデアとして活用できますが、必要な場面にうまく頭から取り出すことが出来なければ、ただの宝の持ち腐れです。

 

そして、頭から上手く取り出すために重要なのが、蓄積・保管場所となる”自分の頭の中”をキレイに整理する、ことです。

イメージとしては、頭の中の知識・情報を本に見立て、その本(知識・情報)を分野・ジャンルごとに整頓された本棚にひとつずつ格納していくイメージです。分野やジャンルごとに、キレイに情報を格納できていれば、いざというときにも直ぐに取り出すことができます。

また、経験・知識が増えれば増えるほど、思考によるアウトプットの質がどんどん増していきます。

知識の本棚から情報を取り出す

 

この自分の頭を体系的にするため、私が実践した効果的な方法が「資格勉強」です。

たまに”資格勉強は教科書的で、取っても使えない”と皮肉られることもありますが、逆に言えば、網羅的に体系立ててものごとを学習することが出来る最高の手段と言えます。

そして資格学習では、最終的に試験(テスト)がありますので、ある程度、知識としての定着も期待できます。

さらに、資格保有者となれば、その分野の専門知識があるというお墨付きを得ることにもなりますので、自分の意見・アイデアが通りやすくなるというメリットもあります。

 

ちなみに”勉強することで頭を整理する”という目的であれば、市販されているビジネス書等を読み学ぶことも出来ます。

しかし以下の点で、私の場合はうまくいきませんでした。

①おおくのビジネス書は著者の体験談に沿って書かれており、体系的・網羅的にまとめられている書籍は限られている。

②内容の個別性が高く、自分自身のアウトプットとして応用が利かない。

③読むという受け身の学習だけでは、知識として定着しずらい。

 

この「資格勉強による思考の整理」という戦略は見事的中し、今では「考えすぎる」性格を活かし、仕事で多くの成果を出せるようになりました。

もともと営業の仕事だけを行っていましたが、今では経営企画や採用企画等、戦略立案を多く任されるようになっています。

上手く実績につながったことで社長賞を受賞したり、最近では書籍出版というチャンスをつかむことが出来ました。

 

要は「考えすぎる」性格も、使い方次第ということです。

とくにこれからの時代は、AIやロボットの発展により単純作業が淘汰され、新しいアイデアや価値を生み出すことが出来る「考える力」がより重要になってきます。

 

資格を取得する意義について

 

ちなみにサラリーマンである私が、最も役に立ったコスパ最強の資格は「中小企業診断士」です。

この資格では、経営理論・経済・財務など、社会人が働くうえで必要な分野を体系的に学ぶことができます。

さらに試験では、フレームワーク等を使った論理的思考が試されますので、自然と「考える力」「論理的思考力」を身に着けることが出来ます。

もしあなたが会社員であり、「考えすぎる」性格を活かして仕事をしたい、ということであれば一番におすすめする資格です。

深くものごとを考えることが出来る性格を活かして、思慮深いという長所に変えていきましょう。

まとめ

  1. 「考えすぎる」性格を抑えることなく、活かす方法を考えよう!
  2. まずは、頭だけで考えるのを止めてみよう!
  3. 深く考えた思考を、アイデアや企画力で活かす方法を考えよう!

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