完璧主義をやめずに長所として活かそう

SATO

完璧主義は悪いことばかりじゃない！どうも内向型サラリーマンSATOです。

「完璧主義の性格に悩んでいる」
「完璧主義をやめたい」

そんな悩みを持つ人に、完璧主義の性格を活かしてブレイクスルー出来た経験をもつSATOが解決方法をまとめました。

完璧主義の悩み・短所

完璧主義という個性は、世の中では短所として見られがちです。
実際にその気質に悩む人も少なくありません。

完璧主義の人間は、他人と比べ、自分の劣っている点ばかりに目がいってしまいます。傍から見ると、けして気にすることが無いような些細な部分まで気にしてしまうことも多いです。それが故に、自己否定で自らを追い詰め、精神的に疲れたり、悩んでしまうことが多くなります。

自分の欠点ばかりが目に付く完璧主義の人は、その欠点を補おうと、”あれもこれも”と色々なことに手を付けて挑戦しようとします。

しかし、欠点を補うにはそれなりの時間や労力もかかりますし、何より欠点と真正面に向き合うのは精神的にも辛い時間です。そして、どんな人にも短所・長所があるように、すべての点において人より”優れている”という人は居ませんし、簡単になれるものでもありません。

その果ての無い悩みに疲れてしまい、「どうせ自分は何もできない」「もうダメだ」と負のスパイラルに陥ってしまいます。

完璧主義で悩む人に、完璧主義を辞めろというのは一番酷な話です。完璧主義は”否定”するのではなく、上手く長所として活かす道を探しましょう！

“あれもこれも”と手当たり次第に欲張ってしまうと、その分、ものごとに注くエネルギーが分散されてしまうのが難点です。結果として、集中して取り組めば得られた成果を手に入れることが出来なくなってしまいます。

それならば、分散されているエネルギーをまずは一つに絞り、ひとつのことを完遂・完成、やり遂げることに集中してみましょう。

“選択と集中”さえ出来れば、どっちつかずだった完璧主義も長所になります。ひとつのことに没頭、圧倒的な成果を出して、そこからさらに活路を見出すのです。

一点突破で集中すべき対象は、自分の得意・好きな分野であることが望ましいです。その方が長く続けられるし、何よりやっていて楽しく、結果が出るのが速いからです。

“得意”な分野が分からなければ、”好き”な分野でも構いません。
もし”好き”が分からなければ、消去法で考えましょう。自らの手の届く範囲で、嫌いでないことから始めてみるのです。

完璧主義で、手抜きを知らず、自分の欠点ばかりが目に付く＿＿＿。

そんな性格は、本人にとっては悩みの種になるかもしれませんが、一緒に仕事をする人間からすると、何があっても他人のせいにしたり、手を抜くような人よりもよっぽど、信頼が出来るものです。

完璧主義ゆえに、多少不器用なところがあろうとも、「今を変えたい」という飽くなき向上心と原動力は、魅力的な才能です。

その才能を長所として活かして、自分の魅力を高めていきましょう。