SATO
「仕事で評価されないことに不満や不安がある」
「頑張っているのに、なぜ私は評価されないのだろう…」
この記事では、評価されない自分を今すぐ変えるためのアイデアを紹介します。
もくじ
評価に”絶対”はありえない
配れるパイには限度がある
評価には、絶対評価と相対評価があります。最近では、企業でも公平性や透明性のある絶対評価を推す声が多くなっているようですね。
私の会社も絶対評価を謳っていますが、現実には、まだまだ相対評価されているな~と思うことばかりです。
たとえば、絶対評価の基準を設け、たとえすべての社員が基準をクリアできていたとしても、その他大勢と比べて成績がいい奴・能力が高い奴に仕事やチャンス、評価は集中するものです。
そして、みんなが最も欲しがるであろうパイ(給与・昇進・人事)の分配も、相対評価で上から順に決まっていきます。
配れるパイ(給与・昇進・人事)に上限があり、その中で公平性を保とうとするのであれば、ある意味仕方のないことです。
居場所や見せ方を変えるだけで”評価されない”は180度変わる
中身が全く同じでも、身を置く環境・居場所・見せ方が違えば、評価が180度変わることがあります。
たとえば、地元の学校では成績優秀でチヤホヤされていたとしても、ひとたび都会の進学校に転校し、周りの人間のレベルが相対的に上がれば、その世界では”人並み”と見られてしまうことだってあるわけです。
これは仕事という場においても同じです。
自分のもつ能力やスキルが、所属する組織の中で希少性が高ければ高いほど、組織内での評価は高まります。逆に、その組織の中で誰もが持っているような能力であれば、いくらそれがレアなものであっても、評価は高くならないこともあるわけです。
あえて厳しい環境に身を置き、力の限界を試すのか。それとも、すこしでも自分に魅力的に感じてくれる場所に身を置くのか。
どちらが正解ということはありません。
ただし「評価されない自分を変えたい」ということであれば、戦略的に動くことが大切です。ほかのひとと同じ土俵で優勝を狙うことは、あなたの”頑張り”に対するコスパを考えると、非効率な場合もあるからです。
「頑張って評価されていない…」と悩む人は、居場所や見せ方を変えてみてはどうでしょうか。
“評価されない”を変えるためにできること
仕事で評価されていないことに悩んでいた私が、実際に実践したアイデアを紹介します。
今の職場で仕事を続けるなら
どんな能力を身につければ、組織で一目置かれる存在になれるのか。考えて戦略的に動きます。
あなたが出来ること(CAN)で、且つ、会社が求めていること(NEED)に集中することです。それがあなたのやりたいこと(WILL)であれば、さらに良いです。
例えば私の場合、長年ブログをやっていることで、ワードプレスやSEO・WEBマーケティングに関する知識を多少なりとも持っています。その分野でお金を稼いでいるプロからすれば、素人同然かもしれませんが、WEB周りの知識に疎い会社であれば、私の経験・知識は貴重なものとなるわけです。
実際に私はコーポレートサイトの企画運営や、SNSを使ったマーケティングの責任者を任されています。
組織の中でひとつでも専門性を確立できれば、評価されない自分から抜け出すことができます。目的を考えて、頑張る方向性をちょっとずらしてみるのがコツです。
仕事を変える(転職する)なら
仕事を変える・転職することを前提とするのであれば、どんな場所に身を置けば、自分の能力がより高く評価されるのか、を考えましょう。自分では魅力と気づいていないことであっても、他の人から見れば「ぜひ教えてほしい!」「知恵を借りたい!」というものはたくさんあるものです。
たとえば、私の会社には、もともと広告系の仕事をした経歴を持ち、デザイン・コピーライティングに精通している女性がいます。
当初はパート社員として入社し、会社を選んだのも「自宅から近いから」という理由で、デザイン系の仕事をするつもりはなかったようです。しかし今となっては、その貴重な経歴や知識を活かし、社外広告や文章作成の責任者を任されています。
自らを無理に変えよう・頑張ろうとしなくても、居場所や見せ方を変えるだけで、仕事の評価がガラッと変わることもあるという話です。