SATO
もくじ
内向型の仕事あるある
仕事場には、内向的人間だからこそ感じる不安やストレスがたくさんあります。
社会では外向型人間が多いためか、共感してくれる人も少なく、「私(俺)って普通じゃないのかも・・・」なんてマイナスに考えてしまいがちです。
私が実際に経験した、内向型人間の仕事場での悩みあるあるをまとめました。
仕事合間の休憩・ランチは「ひとりでしみじみ」したい
内向型人間は「みんなでワイワイ!」より「ひとりでしみじみ」の方が、心やパワーの充電に繋がります。
とくに仕事で疲れている時の休憩時間こそ「自分の時間を過ごしたい~」と思ってしまいます。
その振る舞いによって、周りの人に誤解される事も少なくありませんが、けして周りの人が嫌いという訳ではありません。ただただ一人が好きなのです。
「みんなでワイワイ!」を否定しているんじゃないです!
内向型らしい昼休みの過ごし方の話会社にいるだで周りが気になって疲れます
内向型人間は、外界からの刺激にとにかく敏感です。外向型人間にとっては、気にならないような事まで気にしてしまい、気疲れしてしまいます。
ただただ会社にいるだけで、疲れてしまうことも少なくありません。
例えば、他の社員が電話・雑談で話している内容も自然と耳に入ってきて、その内容が気になってしまいます。その他にも、会社の上司や同僚の機嫌が悪くて、オフィス内の雰囲気が暗かったりすると、人一倍ストレスを感じます。
自分の仕事をしながら、周りのちょっとした出来事にも、考えを巡らせているので、内向型は疲れやすいのです!
じっくり考えているだけで、考えていない訳じゃない
内向型人間は、仕事や会議の場でも、むやみやたら感情に任せて主張しません。発言する際には、相手の話をよく聞き、じっくり考えてから発言します。
ゆえに、仕事場での打ち合わせ・会議においても、聞き役に回ることが多いです。
そんな内向型人間は、上司や同僚から「自分の意見を持たない」「物静か」と思われがちですが、意見が無いわけでなく、よ~く考えているんです!
私の仕事のペースを乱されると、とにかく疲れる
内向型人間は、慎重・計画的に仕事を進めるのが得意・好きです。
締め切りギリギリセーフ!という仕事の進め方は好きではありません。万が一のトラブルをも想定し、余裕をもって仕事を進めようとします。
よって、緊急性のある依頼や仕事が突然舞い込むと、強い動揺や不安を感じます。集中して作業している時に、外野から話しかけられたりして仕事ペースを乱されると、おおきなストレスを感じます。
仕事を抱えすぎて、疲れてしまいます
内向型人間は責任感が強いです。任された仕事については、最後まで自力でやりきることにこだわりを持っています。
よって、簡単に「できない」と弱音を吐くこともありませんが、一方で、責任感の強さが災いし、仕事を抱え込みすぎてしまったり、周りに相談ができずパンクしてしまうこともあります。
気軽に相談できればいいんですけど、できないのが内向型なんです。
仕事のことがいつも頭から離れなくて辛い話「自分は普通じゃない」なんて思わなくていい
人間界では少数派の内向型人間。
当然、仕事場をはじめとする社会的な環境では、少数派ゆえに「生きづらさ」を感じる場面が少なくありません。その息苦しさが度を越えると、自分自身を否定してしまったりすることもあります。
じつは私も、自らの性格を否定し、それを直すこと(外交的になること)に躍起になった時期がありました。
が、結果は失敗。私の場合、外交的になればなろうとするほど、息苦しさを感じるようになりました。
本来は最大の味方であるはずの自分から否定され、本来の自分を偽ろうとすることほど、悲しいことはありません。一番の見方は、いつも「自分」でいてほしいものです。
少数派ですが、それでも3~5人にひとりは内向的な性格特性を持つ、と言われています。
「もしかしたらこの人、内向的かも・・・」という人に、自分の悩みを打ち明けてみると、意外と共感してくれる人もいるものです。
「私と同じように感じている人が、身近にいる」というだけで、安心できます。
そして、周りの人間に対しても
「誤解しないでね。私はそういう性格なんです。」
って、素直に伝えるようにしています。
どんなに辛くても、まずは自分を否定したり・責めたりだけはしないようにしてください。
仕事のストレスとの向き合い方