SATO
「飲み会に行くと疲れる…」
「飲み会の雰囲気が苦手…」
「なるべくなら行きたくない…」
そんな飲み会に対する悩みについて、内向型が飲み会に疲れる理由と対策をまとめました。
もくじ
内向型が飲み会に疲れる理由
あなたが内向型な人ならきっと共感してもらえるはず。内向型人間が飲み会に疲れる理由をまとめました。
大勢と話すのが苦手で疲れる
内向型は、どちらかというと1対1での会話を好み、大勢の人が入り乱れる社交的な場が苦手です。しかし、飲み会となると4~5人以上のグループで会話することも多くなり、結果的に内向型の人はグループでの会話や盛り上がりの輪に入れないことがあります。そんな時に、苦手な雰囲気や会話に無理に自分を合わせようとして疲れてしまったり、なかには孤独感を感じる人がおおいです。
余計な気を使って疲れる
周りの些細なことに気を使ってしまい敏感なのも内向型人間の特徴です。気心の知れた友人との飲み会ならまだしも、上司やお客さんとの飲み会では普段以上に気を使ってしまうことになり、内向型人間は疲れるのです。興味の無いことに興味のあるフリをしてみたり、聴きたくもないのに愛想笑いしたり、お酌をしたり、料理の追加注文を聴いてみたり、、、ちょっとしたことにも過敏に反応して疲れてしまいます。
充電の時間を奪われて疲れる
内向型人間はひとりになることでエネルギーを充電します。したがって単純に「飲み会でストレス発散!」とはいきません。たとえ飲み会が「楽しかった~」と感じたとしても、それと同時に「疲れた~」「ちょっとひとりでゆっくりしたい…」とも感じるのが内向型です。
とはいえ、飲み会後は夜遅くなることも多く、なかなかその後に十分な自分時間を確保することが出来なくなります。そういう意味で飲み会というのは、普段より余計に疲れるうえに、大事な充電時間を削るわずらわしい存在なのです。
疲れる飲み会を回避するための対策
苦手な飲み会をなるべく回避する方法。参加する場合にも、なるべく疲れる飲み会としないための対策をまとめました。
一次会で必ず帰る
飲み会への参加は、長時間であればあるほど疲れます。どうしても参加しなければならない場合には、必ず一次会で帰るということを決めてしまいましょう。とくに締めの挨拶が終わった後、のんびりしていると二次会に誘われることも多くなります。一次会で帰ると決めたら、ササっと抜け出すようにしましょう。
週中の飲み会は行かない
飲み会が夜遅くなると、参加したことによる疲労が、その日のうちにうまく解消できないことがあります。翌日にまで疲れを持ち越すと、気分や体調がすぐれない一日を過ごすことになります。そんなことを防ぐためにも、飲み会に行くのは次の日が休みの週末だけに限定し、週中の飲み会は行かないようにするのもひとつの手段です。
飲み会にいかないキャラをつくる
毎回飲み会を断る理由を考えるのも面倒くさいし、見え見えのうそを付くのも嫌。
そんな人は自分を”飲み会に行かないキャラ”にしてしまうのもひとつの手段です。一度”飲み会に行かないキャラ”をつくることが出来れば、毎回断る理由を考える必要が無くなりますし、逆にたまに参加するだけで喜んでくれたりします。
飲み会に行かないキャラをつくるため、私は以下の2点を日常的な会話の中でさりげなく周囲に伝えるよう工夫しています。
- そもそもお酒が苦手である、ということ
- アフターファイブ(会社帰宅後)の趣味の時間や家族との時間を優先したい・ひとりが好き、という価値観であること
この2点を日頃から伝えておくと、それが既成事実のような役割を果たしてくれて、いざ飲み会に誘われた時にも断りやすくなります。たとえば私の場合は、大学時代から続けているサークル活動がありましたので、アフターファイブや休日はその用事が入りやすいことをそれとなく伝えていました。
注意点として、もし”飲み会に行かないキャラ”をつくりたいのであれば、断り方は「本当は行きたいんだけど…」「別の飲み会が入ってて…」のような中途半端な伝え方をしてはいけません。そのような断り方では、たまたま日程が合わないだけで、飲み会が好きな人だと勘違いされるからです。
また、”飲み会に行かないキャラ”をつくる大前提として
- 仕事はしっかりこなすこと
- 日常のコミュニケーションを最低限は欠かさないこと
この2点は外してはいけません。この2点をおざなりにして、飲み会にまで参加しないとなると、社内での評価を大きく落としかねないからです。