SATO
これまで私はマットレスや枕を含めて、寝具に累計50万円以上のお金を投資しています。
当然、中には失敗した投資もありましたが、トライ&エラーを繰り返したおかげで、着実に睡眠の質が良くなっています。
本記事では私の実体験をもとに、睡眠に悩みを持つ人に向けた、寝具への投資ポイントを解説します。寝具にこそ、こだわりを持ちましょう!!
もくじ
耳栓
周りの騒音・雑音を和らげるために使う寝具です。
私の場合、共同住宅にありがちな隣接住戸の話し声や物音を軽減することを一番の目的に使っています。またその他にも、外出先でちょっと昼寝をしたい時にも便利です。
耳栓は、値段が手ごろで且つ睡眠改善効果が高いため、安眠グッズとして人気ですが、人によって合う合わないの好みが分かれます。
耳栓選びのこだわりポイントは、”遮音性の良さ”と”装着時のフィット感・不快感が無さ”のふたつです。いくら遮音性が良くても着け心地が悪いと、睡眠を妨げてしまいます。もちろん、その逆も然りです。
いろいろな耳栓を試した結果、このバランスが一番良かったのがMOLDEX社の耳栓です。MOLDEX社の耳栓は種類がたくさんあるため、自分に合う製品を探したい方には、お試しセットから購入するのをおススメします。
カーテン・裏地ライナー
周りの光刺激を遮るのに使う寝具です。
私の場合、ちょっとした光が気になってなかなか眠りに着けない、そして蛍光灯や朝日等の光刺激で、すぐに目が覚めてしまうことが悩みでした。
実際にカーテンの遮光度を上げてからは、光刺激で目が覚めることはほとんど無くなり、深い眠りの時間が長くなったように感じています。
既存のカーテンを丸々交換となると、それなりの金額の投資が必要になります。また、完全遮光となると、柄や生地が限定されるのもネックです。そんな場合には、遮光機能を備えた裏地ライナーを利用する方法もあります。
裏地ライナーとは、カーテンの裏面にそのまま重ね付けが出来る裏地のことで、今のカーテンをそのまま活かして遮光度を上げることができます。カーテンを丸々交換するよりも、お財布の負担も軽くなり、生地や柄も今の状態をそのままを活かせます。
カーテン類への寝具投資は、特に光刺激に敏感という方におススメしたい投資です。
抱き枕
就寝時の体への負担を軽減してくれるのが抱き枕です。
特にヒトの体は横向き姿勢での睡眠が続くと、時間の経過とともに肩・腰に負担が掛かります。私の場合も横向きの姿勢が原因で、朝起きた時に肩・背中に痛みを感じる経験もありました。
そんな時でも抱き枕を抱えて寝るだけで、抱き枕が身体や体重を支えるサポートをしてくれるので、体への負担が少なくラクに眠ることができます。
抱き枕へのこだわりポイントは、頭・肩・腕・腰・足の全身をカバーできる大きさ・長さの商品を選ぶことです。これは部分的に体を預けるだけでなく、全体で預けられる抱き枕の方が格段に負担が軽くなるためです。
大きな抱き枕となると、その分投資金額も大きくなりますが、特に横向き姿勢で寝ることの多い人にはおすすめしたい寝具です。
ちなみに、抱き枕のもうひとつのメリットとして、何かに抱きつくことによって、リラックス感を高める効果もあるようです。最近では、その差材や肌ざわりにこだわった抱き枕も発売されています。
アイマスク
遮光カーテンでは家の外からの光は防げても、同じ室内や建物内の光は遮ることが出来ません。特に家族で生活していると、時間差で就寝・起床することもあり、どうしても室内での光が発生することがあります。
よって私は、特に疲れている時・よく眠りたい時には、アイマスクを付けて眠るようにしています。
アイマスク選びのこだわりとして、①立体型のアイマスクを使うこと、②頭全体で固定するタイプのアイマスクを使うこと、の2つがあります。
立体型でないアイマスクは、肌への付着面積が大きくなり、装着時に圧迫感が強くなります。また耳掛けのアイマスクは、使用時間が長くなるほど耳が痛くなってくるのが難点です。
立体型で且つ頭全体で固定するタイプのアイマスクは、これらの難点を解消し、装着による圧迫感や負担を最大限軽減できます。
枕とマットレス
枕とマットレスは、睡眠時に身体の大部分を支えてくれる大事な寝具です。
その分、睡眠の質への影響も大きいです。睡眠に悩みを抱えている人ならば、この2点はけして妥協することなく投資することをおススメします。
ちなみに私が使用しているマットレスは日本ベッドのマットレスです。
とはいえ、この2点については、人によって合う・合わないがあり値段もピンキリです。人によって最適解が異なるので、とにかくショールームや店頭を巡り、納得のできる”こだわり商品”に出会うまで、試し・探し続けることがポイントです。
番外編:目覚まし時計
最近ではスマホを目覚まし時計替わりに使う人が多いでが、枕元にスマホを置いていると、どうしても寝る前にスマホをいじってしまい、入眠の阻害になるのが難点です。
そこで私は目覚まし時計を別途購入し利用しています。耳栓をして眠ることも想定し、振動式の目覚まし時計です。
些細なこだわりですが、実際に就寝直前にスマホをいじらないだけで、睡眠の質が改善するのを実感しています。